定期的に行いたい建物の寿命にも影響をする屋根工事の種類と特徴

新築時の丈夫で美しい屋根も、築年数が長く経過することで、あらゆる部分に傷みが生じてきて、屋根の色も褪せてくるのは避けられません。

 

時期が来たら行いたいのが専門業者による屋根工事、一口に屋根工事といっても、屋根の状態や要望によって適切な屋根工事の種類は異なります。

 

それぞれに特徴がある8つの屋根工事

金属薄板やストレートに瓦などの屋根を葺く屋根工事、大きく分けると８つの種類があるのも屋根工事の特徴です。

葺き替え工事に葺き直し工事と棟板金交換工事、そのほかにも雨樋修理や交換工事に、カバー工法となる重ね葺き工事と塗装工事、あと屋根材の修繕工事や漆喰補修に交換工などがあります。

 

８つの種類がある屋根工事、それぞれ特徴があります。

すべての屋根を交換するのが葺き替え工事の特徴、屋根材は全部取り払っただけでできて、下地交換と補修を行います。

 

大規模な屋根工事となるのも葺き替え工事の特徴であり、根本からの屋根に関わる問題を解決する屋根工事です。

瓦屋根だけでできるのが葺き直し工事、新たな屋根を今ある屋根の上に重ねるのは重ね葺き工事で、工費や材料費を節約できます。

 

色褪せの気になる屋根には塗装工事であり、新しい塗料で塗り替えをするので美しい見た目に仕上がる屋根工事です。

屋根材すべてではなく表面の一か所など、気になる部分だけの修繕をすることができる、また差し替えるのは屋根材の修繕工事になります。

 

危険も伴う屋根工事は専門業者に任せるのが安心

 

リフォーム工事は見た目印象を回復させ、グレードアップできる方法、リフォームで多いのは屋根です。

屋根工事は素人が安易に行うものではなく、専門業者による屋根工事が必要になります。

 

屋根は高い場所であることが特徴なので安全性を考えると、作業に慣れた業者に任せるのが安心です。

また屋根工事は高い知識と経験も必要なこと、安全面と作業効率や仕上がりで考えても、業者への依頼が屋根工事にはふさわしいことになります。

 

費用面を考えると先延ばししてしまうこともある屋根工事ですが、それ以上の価値を提供してくれるのが屋根工事の特徴です。

屋根工事を行うことで雨漏りを防止することができますし、住まいの寿命を長引かせることができます。

 

加えて屋根工事で塗装などを行えば、見た目は一新して住まいは美しいイメージに変わるのも利点です。

瓦屋根でもストレートであっても、時期が来たら必要になるのが屋根工事。最も多いのは雨漏りです。板金や屋根本体への屋根工事は、雨漏り予防対策となります。

 

漆喰補修や雨樋修理の交換工事も住まいを長持ちさせる屋根工事

瓦屋根には漆喰が使われていて、接着用粘土の役割をしています。古い漆喰は剝がしたうえで塗り替えするのが、屋根工事の一つとなる漆喰補修や交換工事の特徴です。

経年劣化が避けられないのも漆喰であることから、新しいものへの塗り替えは定期的に行います。

 

棟板金は屋根のてっぺんにあるもの、その部分を交換するのが屋根工事の棟板金交です。

最も高い屋根の頂上にあるだけに、作業には危険もつきものですが、傷みやすいのも棟板金なため時期が来たら交換をすることになります。

 

この屋根工事の対象となるのは、金属屋根やスレート屋根になります。

雨が降れば屋根には雨水が流れますが、下までスムーズに運ぶのが雨樋です。そんな雨樋のダメージの修理をしたり、リミットが来たら交換をするのが、雨樋修理や交換工事になります。

 

壊れたままの雨樋は放置することなく、修理や交換を早めに行った方が良いのは、雨の際に屋内に水が入り住まいの寿命を縮めてしまうことがあるためです。

 

まとめ

屋根に使用されている素材の屋根材の種類も違えば、屋根工事の際に必要になる工事の種類が異なるのも屋根工事の特徴です。

 

塗装や重ね葺きに葺き直しは、屋根すべての修復作業であり、棟板金交換に漆喰補修と屋根材修繕、また雨樋交換は一部部分だけの屋根工事になります。