瓦屋根のリフォームの種類とその費用とは
屋根は雨水から守るためだけでなく、外気の紫外線や熱、冷気の影響を受けにくくする役割を果たしています。
ただ、瓦屋根は台風の影響を受けてズレたり老朽すると雨漏りすることがあり、
そんな時は部分的な修理が必要になります。
1.瓦屋根を塗り替える
和の雰囲気が美しい瓦屋根は見た目だけでなく、室内の過ごしやすさにも関わっています。
瓦の素材により外の空気が室内に入るのを抑え過ごしやすくなります。
瓦の中で最も耐久性が高いのが日本瓦です。
張り替え期間は約50年から約80年程度とされ、暮らしている間は基本的にメンテナンスは必要ないと言われています。
ただ、台風や大雨など何らかの原因により割れやズレがおこることもあり、そんな時は補修が必要です。
瓦交換など簡単な補修の場合は、工事は大がかりになりません。
費用はおおよそ5万円くらいと考えておきましょう。
瓦屋根の耐久性はストレート瓦が約20年から25年程度、セメントが約30年から40年程度です。
環境によって差が出る場合もあります。これらを目安にリフォームを検討すると良いでしょう。
瓦屋根のリフォームの種類は3パターンあります。
まず1つが塗り替え工事です。
瓦屋根を塗料で塗り替えて、瓦自体を保護します。
保護の目的以外に見た目もキレイになるので、美観のためにもおすすめです。
塗り替え工事は塗料により費用に差があります。
アクリルが約18万円から20万円程度、ウレタンが約25万円から27万円程度、シリコンが約17万円から30万円程度、
フッ素は約40万円から50万円程度です。
耐久性はアクリルが約5年から7年程度、ウレタンが約7年から10年程度、シリコンが約10年から15年程度、
フッ素が約15年から20年程度です。
塗り替えを何度しても良いから費用を抑えたい場合はアクリルやウレタン、
費用をかけても良いからリフォームの頻度を少なくしたい場合はフッ素を選ぶと良いでしょう。
2.カバー工法
瓦屋根のリフォームの中にカバー工法があります。
カバーという名は、既存する瓦屋根の上に重ねることからつけられています。
問題点は日本瓦の場合リフォームできないこと、屋根の重みが増すことでしょうか。
ただ、既存する瓦屋根を処分する必要がないので、その分費用も安く抑えられるのが利点です。
また、工事に費やす時間も短くなるため、ほかの方法よりも工期が短縮できます。
カバー工法の費用は、ストレート瓦からガルバリウム鋼板にリフォームする場合だと約100万円からで、
ガルバリウム鋼板からガルバリウム鋼板のリフォームなら約80万円からとなっています。
3.葺き替え工事で一新
瓦屋根のリフォームで最も費用が高くなるのが葺き替え工事です。
既存する屋根を剥がすための時間や費用がかかるので、ほかのリフォームに比べると工事費用が高額になります。
カバー工法のように重ねてつける方法ではないので、屋根に重みが増すこともありません。
一新することで気持ちもリフレッシュします。
葺き替え工事にかかる費用は、ストレートからガルバリウムもに変える場合は約140万円から、
日本瓦からガルバリウム鋼板に変える場合も約140万円から、ストレート瓦からストレート瓦が約120万円から、
日本瓦から日本瓦が約200万円からです。
屋根のリフォームを成功させるには、業者選びにかかっています。
選ぶ際は、複数の会社を比較しておくと良いでしょう。
いくつか比べることで相場とそれぞれのメリットとデメリットが分かり選びやすくなります。
瓦屋根の耐久性は種類により異なりますが、割れやズレがおこった場合は部分的な修理が必要です。
リフォームは塗り替え工事、カバー工法、葺き替え工事と3つあり、異なります。
業者を選ぶ時は1社だけですぐに決めるのではなく、複数選んで比較して選びましょう。
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