和室から洋室へのリフォームで快適な生活を手に入れましょう

近年、椅子生活が浸透したことにより和室が使いにくと感じたことはありませんか。
そこで、使う機会が少なくなった和室を和室から洋室にリフォームしようと
検討されている方もいらっしゃるかと思います。

和室から洋室にリフォーム、その内容とは

和室から洋室にリフォームする方の中には、和室で使用されている畳が苦手という方も少なくありません。
畳にはカビやダニが発生しやすくアレルギー体質の方には悩みのひとつとなります。
また、和室の特徴である畳、障子、襖などのメンテナンスが大変だからという意見もあります。
和室から洋室へリフォームする時、最初にどこまでのスペースをリフォームするかということを検討する必要があります。
畳をフローリングにリフォームするだけという簡単な内容のリフォームもあれば、
押し入れをクローゼットにリフォームする場合もあります。
また、襖だけを洋風の建具にリフォームする場合もあります。

リフォームにかかる費用や期間

リフォームの内容や範囲によってリフォームの費用、リフォーム期間が大きく変わってきます。
和室から洋室へリフォームする際、
畳をフローリングにリフォームする場合はリフォーム費用が高額になることがあります。
しかし、フローリングではなくクッションフロアにすることでリフォーム費用を抑えることができます。
和室から洋室にリフォームする際、単に畳を撤去してフローリングである床材に交換するだけではなく
下地を設置したり隣接する部屋との段差を調整する必要があります。
このように、和室から洋室にリフォームする時は、和室のものを撤去して洋室の素材に変更するだけではなく、
そのための作業が必要となります。
また、和室から洋室へリフォームするのが築年数の経っている建物の場合、
畳の下に断熱材が入っていないことがあります。
フローリングの場合、畳より冷えやすいため断熱材を追加する工事が必要となる場合があります。
このように、和室から洋室にリフォームする場合は和室の畳などを撤去した後の状況によっても
工事内容、費用が変化してきます。

マンションでもリフォームできる？

マンションでの和室から洋室へのリフォームの場合、防音性に注意する必要があります。
畳はフローリングと比べると防音性、遮音性に優れています。
そのため、マンションでの和室から洋室へのリフォームの場合はマンションの管理規約などを確認する必要があります。
多くの集合住宅では、防音に関する防音規定やフローリングの遮音等級などが、予め決められています。
このような点を確認してから、畳からフローリングへのリフォームを実施すれば問題ないでしょう。
また、和室から洋室へのリフォームでは、壁と天井のクロスを和室から洋室のものへ変更する必要があります。
この場合、使用するクロスを長さで表すｍか広さで表す平米によって料金が異なるため、
しっかり見積もりを確認することが大切となります。
和室から洋室へリフォームする時、押し入れをクローゼットにリフォームすることになるでしょう。
この場合、襖を撤去して内部の仕切りを撤去してハンガーパイプを設置する工事となります。
押し入れからクローゼットのリフォームの場合、
クローゼット内をどの程度の内容にするかによってリフォーム費用が大きく異なります。
そのため、リフォームするための予算とどのようなクローゼットが理想なのかをしっかり伝えることが大切になります。
また、押し入れをリフォームする場合は内部が結露する可能性がある場合は、
断熱材や床材の補強が必要になることも多いようです。
リフォームする際に、そのような点も含めてしっかり確認することが大切です。

このように和室から洋室へのリフォームは、リフォームの内容、範囲などによって大きくリフォーム費用、
工事期間が異なってきます。
しっかり、確認したうえで理想のお部屋を仕上げましょう。