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屋根工事で押さえるべき項目まとめ:屋根の修理で知っておきたいこと

屋根工事で損をしないためには、補修方法や屋根材の特徴、屋根の構造など、知っておきたいポイントがあります。

適切でない屋根工事方法を選択してしまうと、やり直す羽目にもなりかねません。

そこで、今回は要チェックな屋根工事の基礎項目について紹介していきます。

 

1.屋根の修理方法は複数

まず一つ目の項目としては、屋根工事における屋根の修理には複数の方法があるということです。

屋根全部の葺き替えだけではなく、一部だけ修理することもできますし、防水層だけ交換する工事も一般的です。

 

どのような工事方法が相応しいかは、雨漏りの有無や劣化の具合によります。

まず、葺き替えは屋根の全部を新しく交換する方法です。

 

これに対して、下地部分だけやりなおす葺き直しや、古い屋根の上に新しい屋根を被せるカバー工法もあります。

屋根自体の劣化が問題ないレベルなら、塗装工事で美観を回復する方法が手軽です。

 

いずれの方法も、使っている屋根材などとの相性があるので、気を付けて下さい。

特定の箇所だけが劣化している時には、部分的な工事を施します。

 

屋根材の壊れている部分だけを修理したり、漆喰をやり直したりが代表例です。スレート屋根などでしたら、てっぺんに施している棟板金も定期的なメンテナンスが大切。

 

雨どいだけ交換するのも屋根工事の一種です。これらは屋根の一部だけの修理なので、工事費用も期間もお手頃で済みます。

ただ、経年劣化によってトラブルが生じている場合には、一カ所を直しても、後から不具合が生じる可能性は否定できません。

 

そのため、コンディションによっては、いっそのこと全体的に修理した方が良いケースもあるでしょう。

 

2.屋根材によるメンテナンス時期の目安とは

二つ目の抑えるべき項目としては屋根材です。

現在の日本では、伝統的な瓦屋根の他にも、スレートやアスファルトシングル、金属などが使われています。

 

材質によって耐久性も異なるので、メンテナンス時期の目安も違ってくるのが注意点です。

特にスレートやアスファルトシングルは近代的なデザインの住宅に適していますが、瓦に比べると早めの点検が大切と言われます。

 

まず、屋根のメンテナンスを検討するのは、築5年が経過した頃でしょう。

スレートやアスファルトシングルは、この段階で一度、点検を受けるのがおすすめです。

 

スレートは割れやすく、アスファルトシングルは剥がれやすいので、早めにチェックし被害が小さいうちに補修することでトラブルの拡大を防ぎます。

瓦や金属では築5年で問題が生じるケースは多くは無いものの、念のため点検しておくのも良いでしょう。

 

築15年を目安に、少し本格的な屋根工事が必要になります。瓦でしたら棟の修理を要検討です。

瓦以外の屋根材の多くは棟板金を使いますので、これの交換が必要になってきます。

 

棟や棟板金は屋根のてっぺん部分を保護している重要な部材で、これが劣化、破損すると、雨漏りなどの大きなトラブルに繋がりかねません。

全体的な屋根工事は、築30年目を目安に必要になることが多いです。

 

方法としては、全部をやり直す葺き替えと、下地だけを交換する葺き直しが一般的。

カバー工法も選択肢ですが、耐震性や古い屋根の状態など、気を付けたいポイントが幾つかあります。

 

全体をやり直す時には、費用や工期などを考えると負担が大きいです。

そこで悪徳業者は安価な方法や、無理なカバー工法を勧める可能性がありますので、注意して下さい。

 

いい加減な工事で急場をしのげたとしても、根本的に問題を解決していないと、しばらく時間が経てば、深刻なトラブルが生じかねません。

 

まとめ

屋根工事の際にチェックしておきたい基礎項目を紹介してきました。

屋根のメンテナンスやリフォーム、修理を検討する際に参考になれば幸いです。

 

屋根工事は屋根の材質や劣化具合を見て、工事・補修の内容を決めることが大切。

今あるトラブルを解決するのはもちろん、5年後や10年後に起こりえる問題を想定して計画的にメンテナンスしたいものです。

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